MySQLでデータを上書きしたり更新したりするには、UPDATEコマンドを使います。
UPDATEを使うと簡単にデータを更新(上書き)できますが、簡単にできるからこそ注意しなければならないことがあります。
今回は、UPDATEコマンドについて説明します。
UPDATE … SET … コマンドの使い方
UPDATEコマンドの基本的な使い方は以下の通りです。
UPDATE テーブル SET カラム = 更新する値;
このコマンドを使うと、指定したテーブルの指定したカラム(列)の値を全て更新する値に変更します。
UPDATEコマンドの注意点
上述のように、UPDATEコマンドは便利で有用なコマンドですが、注意しなければならない点があります。
それは、条件を設定せずにUPDATEコマンドを使うと「すべてのレコード(行)」の値が更新する値に置き換わってしまうということです。
私も、1件だけのレコードの値を変更するつもりが、テーブルに含まれる数千件すべてのレコードの値を変更してしまった、という苦い経験があります。
例えば、以下のコマンドを実行するとします。
UPDATE table1 SET column1 = ‘新しい値だよ’;
すると、テーブル「table1」に含まれるすべてのレコードのカラム「column1」の値が「新しい値だよ」になってしまうわけです。
全てのレコードの値を変更してしまわないように、UPDATEを使う場合は、必ず WHEREで条件を設定するようにしましょう。
また、誤ってすべてのレコードのカラムの値をうっかり変更してしまわないように、「–safe-updates」オプションを使うという方法もあります。
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