PHPの設定値は、簡単なファイルを作ることで確認できます。
その場合、phpinfo()関数を使います。
サーバー上でPHPがどのような設定で動いているのかを知るのは基本的なことですので、ちゃんと知っておきましょう。
phpinfo() の使い方
phpinfo()は、PHPの設定値を出力する関数です。
このphpinfo()を使ってPHPの設定値を確認する具体的な方法としては、このphpinfo()関数専用のphpファイルを作成するのが一番手っ取り早いかと思います。
具体的な方法は、以下の通り。
1.「php-setting.php」のようなファイルを作る。
2. phpinfo()関数のコードを書く。
コードは、かなりシンプルでよいでしょう。
<?php
phpinfo();
?>3. 作成したphpファイルをローカルもしくはサーバーの任意の場所に置く。（ただし、サーバーに置いておくのはセキュリティ上あまりよくありません。くわしくは後述します。）
4. ファイルを置いたアドレスにアクセスする。ローカルの場合は http://localhost/（任意の場所）、サーバーの場合はhttps://（任意のサーバー）/（任意の場所）など。
phpinfo()に関する注意点
phpinfo()には、サーバーにおけるPHPの設定情報が書かれておりますので、一般公開されている状態に置くことはセキュリティ上よくありません。
サーバー上で確認する場合は、確認後に速やかに削除しておきましょう。
display_errors とは
display_errors は、エラー情報を表示するかどうかの設定を示します。
On の場合は、エラーが発生した場合にエラー情報が表示され、Offの場合は表示されません。
開発時には On にしている方が便利ですね。
ただし、公開サーバーなどにおいては、On にしているとセキュリティ上よくありませんので、Off にします。
php.ini で設定変更
phpinfo()は、PHPの設定を表示するだけですので、この関数で設定を変更することはできません。
phpinfo()の設定を変更するには、php.ini を変更する必要があります。
php.ini の場所は、phpinfo() の「Loaded Configuration File」に記載されています。
以下の記事では、php.iniの内容を書き換えて、PHPのエラー表示の設定を変更する例について説明しています。参考にしてください。
