PowerShellでMySQLを起動する方法

PowerShellもしくはコマンドプロンプトなどのターミナルソフトを使ってMySQLを起動する方法を説明します。

PowerShellやコマンドプロンプト上でMySQLを起動すると、「MySQLモニタ」が起動されることになります。

MySQLモニタの起動方法

PowerShellを起動した後、以下のコマンドを入力します。

mysql -u ユーザ名 -p

「ユーザ名」の部分には、任意のユーザ名を入力します。

初期状態では、rootというユーザが作られているかと思います。

また、ユーザ名の前後にはスペースを1つ入れます。

上記のコマンドを入力すると、以下の文が表示されるはずです。

Enter password:

ここで、任意のパスワードを入力すれば、MySQLを起動することができます。

以下の文が表示されれば成功です。

Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
(以下略)

なお、上記で、「Commands end with ; or \g.」という文章が書かれています。

この文章の意味するところは、「コマンドの最後には ; か \g を付ける」というものです。

つまり、コマンドを入力するたびに、コマンドの最後に「;」もしくは「\g」を付けなければなりません。

この点は重要ですので覚えておきましょう。

コマンド1文でMySQLモニタを起動する方法

上述のコマンドでは、ユーザ名とパスワードを別に2段階で入力するものです。

以下のように入力すると、1つのコマンドでMySQLモニタを起動することができます。

mysql -u ユーザ名 -pパスワード

ここで、-pとパスワードの間にスペースは入れません。

この方法では、1文でMySQLモニタを起動することができ、手間が少なくなります。

ただし、この方法ではパスワードが表示されたままになってしまい、第三者にパスワードを見られてしまう可能性があります。

ですので、セキュリティ的には、最初に説明したように2段階で入力する方が好ましいでしょう。2段階で入力する際には、パスワードはアスタリスク(*)に変換されて画面に表示されないからです。

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